Month: August 2019
性器・口唇ヘルペスには抗ウイルス剤のバルトレックス

性器ヘルペスも口唇ヘルペスもヘルペスウイルスの一種が原因となって発症する病気です。 口唇ヘルペスは主に唇を中心に症状が出る病気で、性器ヘルペスは性器周辺に症状が出るという点が特徴です。 抗ウイルス剤を使って治療を行うと、ウイルスの増殖を防ぎ、症状がこれ以上強くなることを予防します。 抗ウイルス剤はヘルペスウイルスに対応しているタイプのものを使用して治療をします。 いくつかの種類がありますがバラシクロビルを主成分とするバルトレックスという薬が主に使われています。 バラシクロビルはヘルペスウイルスが増殖してく過程の中で、DNAの複製を阻害することで増殖を防ぐ効果があります。 ウイルスは自分自身の細胞のDNAの数を増やすことで、次々と新しいウイルスを作っていきます。 その過程の途中を阻止することで、それ以上の数に増えることを抑制します。 この時に大切なことは、症状が軽いうちにバルトレックスの服用をすることです。 この薬の作用はウイルスが増殖する過程をブロックすることなので、数が増え過ぎてしまうと症状を和らげることはできません。 すでにウイルスの数が増えていたとしても、それ以上になることを防げるので効果はありますが、増えてしまったものを戻すことはできません。 そのため、症状が起こってすぐに気付いて、できる限り早くバルトレックスの服用を開始すれば、症状を最小限に抑えることが可能です。 これは初めて感染をして症状が出た時も再発をした時も同じです。 どちらの場合も症状が軽いうちに治療を開始することが重要なので、すぐに服用できるよう準備しておくと安心です。 また、それ以外の使用法としては再発を予防するために、継続して服用を続けるという方法もあります。 これは、症状が起こる前からバルトレックスを継続して飲み続けることで、ウイルスの働きを抑えて再発を予防すると同時に、もし再発をしてしまっても軽症で済ませられるという効果があります。 ヘルペスに効く薬、性器と口唇は同じ? ヘルペスの治療で使われるベルトレックスという薬は口唇ヘルペスにも性器ヘルペスにも同じように使えます。 口唇ヘルペスと性器ヘルペスは元来は、原因となるウイルスの種類は別のものです。 さらに同じヘルペスウイルスの仲間で発症する病気に水痘と帯状疱疹があります。 水痘は小さい頃によくかかる感染症で水ぼうそうと呼ばれているものです。 帯状疱疹は水ぼうそうにかかった人が大人になってから、水ぼうそうを起こすウイルスにより再発をしたものです。 これらも同じヘルペスウイルスの仲間が原因となっています。 しかし、細かく原因の種類を分けると口唇ヘルペスのウイルスと性器ヘルペスのウイルス、水痘・帯状疱疹のウイルスは別の種類になります。 しかし最近は性行為の中でオーラルセックスをする人が増えており、今までは性器ヘルペスのウイルスだったものが口唇ヘルペスを起こすことが増えています。 また逆のことも同時に起こっており、どちらが原因で症状があらわれているのかが、曖昧になってきています。 今までは症状があらわれている部位と原因となるウイルスで病名を分けていましたが、現在では、その違いがはっきりとはわからなくなっているという現状です。 しかし、治療をする時には同じ薬を使うので、原因がどちらだったとしても問題はないでしょう。 治療に使われるバルトレックスという薬は副作用が少なく、子どもにも使用されているほど安全性の高い薬です。 あらわれる可能性のある副作用には、頭痛、眠気、吐き気、下痢、むくみなどがあげられていますが、起きたとしても軽度のものだけでしょう。 とても安全性が高いので、もしヘルペスの症状が出ている時には、できるだけ早く治療を開始して重症化を防ぎましょう。

2019年08月27日
日本で最も多いクラミジア感染症はジスロマックが有効

日本で最も感染者数が多いとされている性感染症がクラミジアです。 クラミジアの感染経路は性行為です。 クラミジアは男女共に症状が現れないこともありますし、症状が現れるまでの潜伏期間が1~3週間程度あるため、気がつかないうちに感染を広げてしまっているのが原因と考えられています。 症状は男性と女性で異なりますが、男性は性器から尿道へ感染し症状が進行していきます。 主な症状は性器から膿のような分泌物が出ることや排尿時の痛み、頻尿、尿道のかゆみや違和感、副睾丸の腫れなどです。 悪化すると全身にまで症状が現れ、風邪のように発熱したり、倦怠感を感じたりすることもあります。 女性の場合は、性器から子宮頸管に感染し進行していきます。 主な症状はおりものの量や臭いの変化、陰部のかゆみ、排尿時の痛み、不正出血、下腹部の痛み、性交痛などです。 性感染症は不妊の原因になることも多いので、このような症状が見られた場合は早めに医療機関を受診し検査を受けることが大切です。 陽性反応が出た場合、抗生物質を用いて治療が行われます。 現在クラミジアの治療薬として最も効果が高いとされているのはジスロマックです。 ジスロマックはマクロライド系に分類される抗生物質で、マクロライド系の薬は副作用が少ないのが特徴とされています。 性感染症以外にも様々な菌に対して効果が確認されているため、幅広い病気の治療に使われています。 ジスロマック他にも効果が確認されている抗生物質と比較して、クラミジアへの効果が高いことだけではなく、服用回数が少なくて良い点と副作用の少なさが選ばれる理由です。 ジスロマックが含むアジスロマイシンは一回の服用で効果が7日間持続します。 この期間にクラミジアの原因菌を死滅させる働きがあります。 抗生物質の服用で注意が必要なのは飲み忘れてしまうことです。 飲み忘れてしまうと十分な効果が得られず、完治できません。 また、菌は薬の作用を学習するため、一度使った薬は効かなくなってしまうことがあります。 菌は薬の飲み忘れだけではなく、感染した時点で既に薬に対して耐性を持っていることがあります。 アジスロマイシンに耐性を持っている菌に感染していた場合は、別の抗生物質を用いて治療しなければなりません。 クラミジアのような性感染症は潜伏期間もあり、症状が現れた時点で気が付いても感染の危険がある時期に性行為をしてしまっていたというケースも少なくありません。 心当たりがある場合は、相手に伝えて一緒に治療を受けることが大切です。 ジスロマックに副作用はある? クラミジアの第一選択薬として用いられるジスロマックは、非常に副作用の少ない薬と言われています。 現れるとすれば、一般的な薬の副作用で下痢や胃痛、吐き気などです。 どの薬を服用した場合でも、これらの症状は見られるもので、ジスロマック特有の症状ではありません。 そのため、普段薬を飲むと下痢や胃痛を起こすという方は、医師に相談し整腸剤を処方してもらうと良いでしょう。 ジスロマックは妊娠中の方や子供でも服用できるほど副作用の少ない薬ですが、体質によっては重篤な副作用が起きることがあります。 その場合は早めの対処が大切ですので、初期症状を見逃さないようにしましょう。 主に現れるのはアナフィラキシー・ショックや皮膚粘膜障害、不整脈、肝臓障害、急性腎不全、大腸炎、間質性肺炎、血液成分異常、横紋筋融解症などです。 アナフィラキシー・ショックは、息苦しさやじんま疹などが現れ、意識が薄れることがあります。 皮膚粘膜障害を起こすと出てくるのは皮膚の発疹や水ぶくれなどです。 この症状が出ると、皮がむけたり膿出てきたります。 また、喉に痛みやかゆみを感じたり、唇がただれたり、目が充血することもあります。 不整脈は動悸や脈の急激な変化に注意が必要です。 肝臓障害を起こすと尿が茶褐色になることや急激な食欲がなくなります。 肝機能の異常は吐き気や倦怠感を起こすこともあるのでこのような変化は見逃さないようにしましょう。 急性腎不全は尿の量や回数が少なくなるなど排尿に異常が生じ、濁りのある尿や血尿がでることもあります。 大腸炎は激しい腹痛を起こしたり、血便が出たりするのが主な症状です。 間質性肺炎になると乾いた咳が出たり息苦しさが続いたりします。 血液成分異常は皮下出血や鼻血、歯肉出血などの出血が見られます。 横紋筋融解症は手足のしびれが続く症状が出ます。 以上の症状が重篤な副作用の初期症状です。 このような症状がみられた場合は早急に医師に相談しましょう。

2019年08月09日